子供が生まれたので、教育費について真剣に考えています。
チカ
周りの子持ちの人に教育費について聞いたら、学資保険に入っている人が多かったです。
学資保険加入率はとても高いらしく、うちも学資保険に入ろうかな~と思って調べたのですが・・・学資保険、
返戻率がとても低い。
例えばですが、100万円を預けて103万円の戻りで返戻率が103%くらい。
チカ
と、思ったのですがいろいろ考えた結果、学資保険には学資保険のメリットがあるので加入することにしました!
目次
学資保険とは?必要なのか?
学資保険は子供の教育費を貯める、親(契約者)の死亡に備える貯蓄型の保険です。
子供の教育費を毎月積立で貯めつつ、万が一の親(契約者)が死亡した場合はそれ以上支払いをしなくても、契約時の学資金を受け取ることができます。
チカ
学資保険のメリット
学資保険のメリットです。
- 親(契約者)の死亡時は以降、払込まなくても満期時に満額受け取りができる
- 定期預金よりも返戻率が良くなる場合がある
- 生命保険控除で税金が安くなる
- 計画的に子供のための貯金ができる
学資保険には親(契約者)の死亡保障がある
親(契約者)が死亡した場合に保証があります。
死亡したあとは月々の保険料を払込まなくても満期になったら契約時の金額を受け取ることができます。
例えば、2019年4月に100万円コースで学資保険がスタートしたから4月分の保険料を払ったが2019年5月に契約者が死亡した場合、死亡以降の保険料の支払いは発生しなくても18歳の満期時に100万円を受け取ることができます。
チカ
定期預金よりも返戻率が良い場合がある
学資保険のプランや、定期預金のプランによって異なりますが、学資保険のほうが定期預金よりも返戻率が良くなる場合もあります。
ソニー銀行の円定期だと金利が1年で0.150%です。
1年間100万円預けておくと1,500円が利息で増えます。(税引き前)
学資保険の払込は基本的に18歳までなので100万円を18年預けると考えると+2万7千円
※18年間で金利の変動はあると思うけど
ソニー生命の学生保険100万円コースで計算すると払込金額は95万4千円で差額+4万6千円
利率で考えると0.46%ということでいいのかな。
生命保険控除で税金が安くなる
学資保険は控除対象です。
年末調整では生命保険控除、地震保険控除、社会保険控除、小規模企業共済等掛金控除があり、学資保険は生命保険控除に分類されます。
計画的に子供の学費を貯金することができる
契約・保険会社によって満期の時期が変わりますが、18歳以降ではないと受け取りができないため、計画的に貯めることができます。
「お金がたまるとすぐに使ってしまう!(使われてしまう)」という人にはとても良いです。
学資保険のデメリット
学資保険のデメリットも考えてみました。
- 返戻率が低く資産は増えない
- 途中解約すると元本割れになる
- 保険会社が破綻(潰れる)するリスク
返戻率が低く資産は増えない
学資保険は投資ではないので、返戻率が低く資産は増えません。
保険会社や契約するプランによって返戻率が変わりますが101%~108%くらいの返戻率です。
途中解約すると元本割れになる
途中解約すると元本割れになります。
基本的に18歳になるまで受け取りができないので途中でお金が必要になって解約するとなると、払い込んだ額よりも受取額が少なくなります。
保険会社が破綻(潰れる)するリスク
保険会社が破綻するリスクがあります。
銀行に預けていて銀行が潰れた場合は1000万円までなら保証されますが、貯蓄型の保険は元本が全て返金される保証がありません。
なので、契約している保険会社が倒産・破綻した場合、元本保証されません。
「保険会社は簡単には潰れないでしょう!」と思われがちですが、直近だと2008年に大和生命という保険会社が破綻しました。(リーマンショックの影響?)
過去にも何社も破綻している保険会社はあります。(いずれもバブルの影響らしいですが・・・)
破綻する可能性は少ないかもしれませんが・・・
ですが、0歳から学資保険をスタートすると18年間なのでその間に破綻する可能性は0ではありません。
我が家は学資保険に入ることにしました!
学資保険のメリットとデメリットを比較して、貯蓄・保険ということで学資保険に加入することにしました!
返戻率を考えると、学資保険は非常に低く、資産は増えません。
ですが、契約者に万が一があった場合の保険も兼ねていてるのに元本以上にお金を受け取れるため、損をすることはないのではと考えました。(基本的に満期時にしかお金を受け取れないため、金利上昇したときの機会損失は除く。)
学資保険はお金を増やすものではなく、第一目的はお金を貯めるもので保険も兼ねていると考えるのが良いと思います。
チカ
学資保険以外にもジュニアNISAもやることにした
「学資保険の代わりになるようなもっと資産を増やせる方法はないか?」と考えた結果、ジュニアNISAもやることにしました。
ジュニアNISAは保険ではないので、元本保証はありません。
ジュニアNISAは株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益が非課税になる口座です。
非課税機関は最長5年間ですが、2023年12月末以降は5年間の満了を迎えても、一定の金額までは20歳になるまで引き続き非課税で保有が可能とのこと。
ジュニアNISAについてはまだそこまで勉強できていないので、もう少し詳しく理解してから書きます!
チカ